妊娠&出産記録
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はじめに
2003年5月31日。
季節外れの台風の中、私は結婚式を挙げた。

「次は子どもだね」
当たり前のようにそういわれた。そうか、次は子供か。そうなのか、そうかもな。

だけど、私の気持ちとしては、当分は二人の生活を過ごしたかった。
オットという人生のパートナーを得た以上、私の人生は最早私一人の采配ではどうすることもできなくなった事実を、私自身が改めて自覚しなければならないと思っていたし、「家族」になるためにはある程度の時間が必要だと思っていた。いくら恋愛結婚だといっても、私と彼は所詮は他人。戸籍上でつながっていても、その絆は意外にも脆い。もっと深いところでつながるためには、それ相応の時間が必要だと思っていた。が、私はその信頼は子どもを介して築くものではないと思っていた。私たち自身が信頼しあい、万全の体制で子どもを迎えたいと思っていた。幸い、オットも同じ考え方だったので、正直なところ、私たちは子作りに関してさほど積極的ではなかった。

それでも、私たちより後に結婚した友人たちが続々と出産し、親になっていく。
子どもを持つ友人知人は「子どもってかわいいよ〜」と異口同音に言う。そうなのか、そうかもな。
だけど、それでも、私たちは子作りに関してさほど積極的ではなかった。

いつかは親になるかもしれない。機が熟せば親になるかもしれない。
そう思う反面、自分のことだけで精一杯という抗えない現実があるのも、また事実。
親になるのは簡単だけど、親を続けるのは容易なことではない。その責任を負うのにも、正直ためらいがあった。
やがて自然の流れとして、私たちは「子どもがいない人生」という選択肢があることを意識するようになった。

そんな人生も悪くないな。そう思い始めた矢先のことだった。

私の妊娠が発覚した。
季節外れの台風の中の挙式から、ちょうど2年が経った頃のことだった。
| はじめに | 12:40 | comments(5) | trackbacks(73) | このページのトップへ
パパママ学級
地元の自治体主催のパパママ学級に申し込んでみた。
期間限定である「妊婦」をフルスロットルで満喫するためには、こういう場には積極的に参加したいと思ったので。
と同時に、やっぱりいろんな知識を身に付けたい思惑もあった。
知らないよりかは知ってるほうがプラスになるかな、と。

うちはちょうど隣の市との境に住んでいるので、
公共施設といった類は全て遠いんだよな。
天気がよければ歩くつもりだったが、あいにくの雨模様だったため、京阪→バスのコースで向かう。時間はそれほどかからないのに金はかかる。これいかに。

雨模様だったせいかサボった人も多かったようで、
参加した妊婦さんは計15人ほどで、妊娠週数によって3つのグループにわけられていた。

この手の母親学級というのは、妊娠・出産に関する基本的な知識を学ぶ場という目的がある一方で、ママ友達を作るのも目的のようだ。妊娠週数が近い者同士が知り合いになれば、出産後も子供を交えて集まれることができる。事実、開始早々に「どうぞ皆さん、これを機会にお友達になってください」なんて挨拶もあったし。
私のグループには、1月後半から2月初旬予定の人が4人。
みんな初産で(基本的にこの手の教室に通う人は初産が多いようだ)、ほぼ同年代。

まずは簡単な問診表を記入後、自己紹介。
その後、出産に関するビデオ鑑賞。これがまた昭和の香り漂うノスタルジックなもので、皆笑いをかみ殺すのに必死だった。

続いて、妊娠生活全般について助産師さんによる指導。
言っていることは正しいんだろうけど、この人が実に「母乳マンセー」の人で、聞いているうちに何となく辟易してきた。説明の仕方もいまひとつわかりにくかったし。

その後、妊婦体操の実技。
ストレッチのように体を伸ばすのはなかなか気持ちよかった。
腹の人も気持ちよかったのか、ポコポコとよく動いていた。
ヒマをみては家でもやることにするかね。

最後に宿題の指導。
来週の栄養指導に備えて、1週間食べたものをメモって来いとのこと。うぎゃー。

帰りは市役所まで無料のシャトルバスがあるとのことで、妊婦5人と一緒に移動。市役所から最寄り駅までのバスに乗り換える。時間はかかるがこの方が安上がりだ。市役所からの方が路線も多いみたいだし。

その中にいた9ヶ月の人とは同じ病院に通っていることがわかり、先生の悪口で盛り上がる。特に副院長先生の体重指導についてはめちゃくちゃエキサイトした。よかった、皆思うことは一緒なんだ。

なかなか楽しかったと同時に、
既に出産準備を始めている人もいて、何となく焦ってもみたり。
| 妊娠6ヶ月 | 09:37 | comments(1) | trackbacks(1) | このページのトップへ
旅行に行くよ
安定期の間に旅行にでも行こうか、ということになった。
わーい、わーい、旅行だ〜。

で、行き先は・・・Q州。
なんだ、帰省かよ。
臨月間近ということもあって今度の正月の帰省は見合わせる予定なので、1ヶ月ほど前倒しになっただけのことなんだけど。

いや、いいんだけどね、Q州好きだし。
でもなー、焼酎天国に行っても呑めないのがつらいなぁ。
ある意味拷問だわい。
代わりにモツ鍋とかラーメンとかたらふく食ってやる。
体重?そんなもん知るかっ。

腹の人が出てくるときには、新居見にがてら義両親も来阪するだろうし、出てきた後のこと(お宮参りなど)のことなども含めて
打ち合わせできればええかな、と。

安産祈願として宇美八幡宮へも連れて行きたそうだったし、私たちとしても櫛田さんにも行きたいところだしね。
ダーリンの友達とも会いたいところだし。

今回は飛行機を利用しようか、とも思ったんだけど、
祝日を絡めることもあっていうほど割引にならないために
やっぱり新幹線で帰省することに。
腹の人が出てきたら新幹線よりも飛行機の方がいいだろうし、
予行演習も兼ねたいところではあったんだけど。
| 妊娠6ヶ月 | 09:49 | comments(0) | trackbacks(0) | このページのトップへ
6ヶ月検診
今日は楽しい検診日〜。
腹の人とは1ヶ月ぶりの対面だ。

今日にも阪神の優勝が決まりそうなので、
いつもは夕方に行く検診を午前中に済ませることにした。
予約制をとってない病院なのでこういうことができるのは有り難いね。
混んでるかな、と思ったけど、それほど混んでなかった。
よかった、よかった。

いつものように受付→検尿→体重測定→血圧測定を済ませる。
血圧が異常に145/100と異常に高い。
どうしよう、測定しなおした方がええんやろうか、と迷っているうちに名前を呼ばれ、ドキドキしながら診察室へ。

今日の担当は副院長先生。
体重はゆるやかに増えている。といっても、妊娠前から+2キロ。
妊婦雑誌などを読む限りでは標準範囲なのだが、予想通り怒られ、「次回はこの体重を維持するように」と言われる。
例に漏れず便秘気味ということもあり、「体重増加の原因はンコなんです」と言いかけたが、大人気ないのでやめた。

副院長先生は2700gくらいを標準としていて、とにかく「小さく産んで大きく育てる」をモットーにしているようだ。だから、ムカつくくらいに体重管理には厳しい。

先月は糖が出てしまった尿も問題なし。よかった。
が、血圧の高さを指摘される。
「病院に着いてすぐに測定した場合は高い場合が多いから、上が140以上だった場合は再度測定しなおしてください」とのこと。なんだ、やりなおしてよかったのか。
事実、看護婦さんに測定しなおしてもらったところ、110/75だった。

そして、お待ちかねの腹の人とのご対面。

うちの病院は3Dや4Dも扱っているんだけど、その場合は別途+500円が必要になっている。いつもは2D超音波のみなのだが、そろそろ性別もわかるだろうから今回はお願いしようと思ったところ、「もうちょっと妊娠週数が経った方が綺麗に見えるし、赤ちゃんの位置によっては綺麗に見えないこともあるからねー」と言われた。綺麗に見えそうだったら3Dや4Dを見よう、ということになったが、恐らく綺麗に見えないんだろうな。腹の人はそういうヤツだ。

案の定、腹の人の位置は3Dや4Dでは芳しくないようだ。
予想通りといえば予想通りだ。
そして、「ああ、見事な逆子ですねー」といわれる。
が、いまは腹の中でぐるぐる回るのが仕事みたいなもんなので、全然問題ないとのこと。

性別を確認してみたところ、これまた微妙にわかりにくいとのこと。男の子のようにも見えるが、臍帯の可能性もあるとのこと。またまた来月までお預けとなった。
「恥ずかしがりなんだね」と言われたけど、秘密主義なだけだと思う。

適度な運動として、なるべく毎日歩くように心がけていることを言ったところ、褒められた。よかった。ただ、あまり無理をしないようにと釘を刺された。

11月頃に旅行に行くつもりをしていることを尋ねたところ、「海外旅行以外は問題ないから大丈夫」とのこと。夫婦ふたりの間に十分楽しんでください、とのこと。よかった。

会計の時に、病院主催の母親学級の予約を入れた。
なるべくこういうのにも顔を出そうと思っている。
ああ、いい心がけだわい。

帰り道、母子手帳を見てみる。
「体重増加」のはんこが押されていた。感じ悪い。

診察料:3000円
お土産:超音波写真

================================

予想通り、この日に阪神は優勝した。
腹の人は実によく動いていた。
関西人として合格だが、やはり殿方なのかもしれない。


| 妊娠6ヶ月 | 17:31 | comments(1) | trackbacks(0) | このページのトップへ
特に意識しているわけじゃないけど
胎教というものを特に意識しているつもりはないが、
妊娠発覚直後から出来る限り腹の人には話しかけるようにしている。そうすることで自分自身が親になることを改めて自覚する向きもある。ええ、自己暗示は大切なのです。

だんだんと恰幅がよくなり、胎動を感じるようになるに従い、
ダーリンも出勤時や帰宅時には腹を撫でながら挨拶をするようになった。胎動を感じるのはなかなか面白いようだし、彼なりに腹の人の誕生を待っているようだ。

そんなある日、ダーリンに「腹の人とこれを聴くがよろし」と、
いまだ未整理の段ボールの中からCDを20枚ほど渡された。
彼の独断と偏見によって選ばれたクラシックのCDである。

なるほど、彼の独断と偏見によるものだ。
ブラ4とか、マラ10とか。
「手加減してニールセンなどは入れなかった」というが、
手加減ってなんだよ、手加減って。
「聴くことでゆみこ自身も勉強になるやろ」だそうな。
クラシック初心者の私にすれば、まあ、それはそうだが。

「腹の人にはモーツァルトがいいらしい」と言ったところ、
「ちゃんとモーツァルトもあるよ」と言う。
確かに入っていた。
ええ、モーツァルトの「ホルン協奏曲」が。
いや、もっとメジャーなやつがいいんですけど。

ついつい見入ってしまうクセがあるので、
一人で家にいる時には極力テレビを見ずにラジオを聴くようにしているのだが、それと同時進行でクラシックを聴いている。
はっきりいってイージーリスニングには不向きなものばかりだが、お構いなしに聴いている。

考えてみれば腹の人も大変だ。
サザンからマーラーまで聴かされているのだから。
一種の嫌がらせか。まあ、それも宿命だと思って甘受してくれ。
| 妊娠6ヶ月 | 10:12 | comments(0) | trackbacks(1) | このページのトップへ
形から入るよ
永遠に続くかのように思われたエンドレス船酔いの日々がまるで前世紀の出来事のように思える。それくらい、ようやくつわりが治まった。そして、今までの分を取り戻すかのように食欲がムクムクとわいてきた。

となると次に気になるのは、体重管理。
うぬぅ。次から次へと刺客を送り込んでくるあたり、
まるで自民党状態だ。

昔は「妊婦は二人腹」状態だったらしいけど、
栄養状態がよくなった今は、とにかく体重増加しないように気を配らなければならないらしい。
例に漏れず、うちの病院でも体重管理はこうるさい。
というかねー、軽くムカつくくらいに口うるさい。

だからといって腹の人のことを考えると
あまり無謀なこともしたくない。
とはいえ、私は根っからのインドア派。
意識しなければ一日中家にいるタイプ。

というわけで、買い物がてら毎日歩くことにし、
万歩計を買ってみた。
ええ、形から入るタイプなんでね。

近所にはスーパーが乱立していることもあり、
基本コースはスーパーのはしご。
これは妊娠前から変わらないんだけど、1軒で済ませていたところを複数まわるようにすればなかなかの距離になる。
特に大型スーパーなら必ずベンチがあって休憩できるし、
何より私のようなウォーキングを兼ねた暇つぶし妊婦に遭遇することがものすごく多い。瞬時に互いの腹を見比べるのもなかなか面白いし。ただ、特売品にめぐり合えても買い込めないのが残念だけど。

調子がよければ片道30分から1時間の
隣の駅や図書館、淀川の河川敷まで歩いたりする。
家での掃除の際にも万歩計をつけて、歩数のチェックもする。
なかなか健康的な暮らしをしているワイ。
| 妊娠5ヶ月 | 09:08 | comments(2) | trackbacks(0) | このページのトップへ
妊娠線とたたかうよ
胎動を感じるようになり、
だんだんと恰幅もよくなってきた。
ぼちぼち妊娠線予防に本腰を入れたほうがよいかな、と思い、
お風呂あがりにクリームを塗るようにした。

何においてもそうだと思うが、
マタニティ業界も商魂たくましいので、
妊娠線予防専用のケア用品というのも多数売られている。
が、どうせ中途半端に使い残すんだろうし、改めて買うのも何だか勿体無い。

というわけで、元々持っていたのにほとんど使ってなかったボディショップのボディバター(パパイヤ)を使うことにした。
人からいただいたものなんだけど、これって妊娠線予防にひそかに人気なんだってね。びっくりー。

さすがはボディショップ。
においはキッツイ。
そういや昔、ソウルで強烈なにおいをたどっていったらボディショップに行き着いたことがあったっけな。
恐るべし。

しかし、きちんと続くんだろうか。
そこが問題だ。
私のことだから途中でやめてそうな気がする。
そして後悔してそうな気がする。
わかるだけにブルーだ。
| 妊娠5ヶ月 | 18:00 | comments(1) | trackbacks(0) | このページのトップへ
胎動を感じたよ。
あれほど私を苦しめ続けたつわりも、
5ヶ月に突入して、ようやく落ち着いてきた模様。
明けない夜はないんだな、というのが正直な感想。

必ずしもそうではない、とはいうけれども、
つわりがあることで、悪態をつきながらも「腹の赤子も頑張っとるんだな」と思うことができたし、私とダーリンの場合は出っ腹が目立つ以前から赤さんの存在を意識することができた。
ということは、つわりが終われば、赤さんの存在を意識するのは出っ張ってきた腹のみか。早く胎動を感じるようになればいいんだけどな。

と思い始めた頃のこと。

夜、テレビを見ていた時のこと。
腹が、何となくもにょ、と動いたような気がした。

おお、これが胎動というやつか?
それとも単に腸が動いているだけなのか?

こんなときに限ってダーリンはまだ帰宅していない。
ああ、つまんねーの。

とりあえず「これが胎動というやつなのですかね?」と
腹の赤さんに聞いてみる。
反応はない。

なんだ、やっぱり腸が動いただけなのか。
そう思い、テレビを見るのに集中しようとした頃に、再びもにょ、と動いた。

やっぱりこれは胎動だってばよ。
「そうか、そうか」とムツゴロウさんばりに話しかけてみる。
再びもにょ、と動いた。

しかし、帰宅したダーリンが興味深そうに腹を触った途端、
赤さんはピタッと動かなくなった。
「なんや、お前、喧嘩売ってるんか?」とダーリンは不服そう。
私だけ楽しんで悪いな、と思いながらも、
腹に宿した者の特権だな、とも思ったり。
悔しかったら妊娠してみろ。

でも、さすがだ。
寝る前にダーリンが再度チャレンジしてみたところ、
ポコポコ、と動いた。
「おお!」と不思議そうな顔をしながらも、ダーリンは嬉しそうだった。
赤さんにとってダーリンはある意味人生のスポンサーだ。
存分に愛想を振りまいておいたほうがよいぞ。
| 妊娠5ヶ月 | 11:19 | comments(0) | trackbacks(0) | このページのトップへ
そこまで変わるか
今年2月にコンタクトを新調したのだが、
どうも調子がよくない。視力が落ちたのだろうか。

というわけで、まだ保証期間中ということもあり、
コンタクトの交換を行った。

調子がよくない旨を告げてみたのだが、
交換にはどうも及び腰だ。
聞けば、「まれに妊娠によって視力に変化が出る人もいる」そうで、私の場合もその可能性がある、とのこと。

いや、それはないよ、多分。
妊娠発覚前から何となく見難くなってたし。

とりあえず1段階度のきついレンズに交換した。
もし、出産後に支障があるようならまた来てください、とのこと。
でも出産前後に保証期間が切れるんだよなー。微妙だ。

帰りに無印良品に立ち寄る。たまたまマタニティのセールがやっていたので、トップスを2枚購入。安かろう悪かろうでもいいや。

眼科診察代    :1470円
マタニティトップス:1000円
           900円
| 妊娠5ヶ月 | 16:40 | comments(0) | trackbacks(1) | このページのトップへ
受給延長
今夏の社労士試験は断念した。
ここで断念すれば、どうしても年単位のブランクがあいてしまうのはわかりきっていたのですが。
追い込みをかけなければいけない時期につわりで倒れていたこともあったし、試験日当日の体調も芳しくなかったし。とはいえ、前日までかなり悩んでいたのですが。

私の代わり、なのだろうか。
ダーリンが第一次試験に合格した。
私よりも彼のほうが仕事に生かすチャンスが多いだろうし、
そういう意味では非常に有り難い。
ローンもあるし、子供も生まれるし。

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雇用保険の受給期間延長の申請のためにハローワークへ。
混んでいるかな、と思ったが、それほど人もいなくてすんなりと処理が終わる。まあ、このあたりは試験範囲でもあるし。

「じゃあ、平成20年まで延長となりますので、、、」と説明を受けた。役所関連の年号は西暦ではなく年号とはいえ、果たして平成20年はあるのだろうか。

受給開始の頃には赤さんは既にこの世に放出されていて、
日々精進しているのだろうか。
そう遠くない未来とはいえ、いまひとつ実感がわかない私。


| 妊娠5ヶ月 | 16:31 | comments(0) | trackbacks(0) | このページのトップへ